Nays2DH

Nays2DHとは?

Nays2DHは,河川における流れ,河床変動,河岸侵食の計算を行うために開発された,一般曲線座標で境界適合座標を用いた非定常平面2次元流れと河床変動計算の解析用ソルバーです。

Nays2DHは,従来iRICに搭載されていた平面二次元ソルバーのNays2DとMorpho2Dを統合し,より多機能でユーザーに要望に幅広く対応することを目指して開発されたソルバーです。
Nays2DH version1.0では,Nays2DとMorpho2Dで使われてきた流砂量式を選択可能とし,Nays2Dの特徴である合流点モデル,河岸侵食モデルなどと,Morpho2Dの特徴である掃流砂-浮遊砂混在場の混合粒径モデル,上流端の土砂供給量の変化,掃流砂層モデル,固定床モデルなどを結合させています。本バージョンでは,Morpho2Dが有する浸透流モデルが組み込まれていないなどの改良点はありますが,その点は随時更新していく予定です。

計算結果のアニメーションはこちらをご覧ください(http://i-ric.org/ja/animation)。



補足:
Nays2Dは,北海道大学の清水康行 教授により開発された平面二次元の河床変動ソルバーです。後に様々な開発者が参加することで,合流点モデル,混合粒径モデル,ホットスタート機能が追加され,iRICの前進プロジェクトであるRIC-NaysやiRICのバージョン1から添付ソルバーとして配布されてきました。Nays2Dは,乱れや剥離を伴う非定常流れの計算に定評があり,非定常渦のリアルな動きを動的に表現可能なモデルです。また,河床変動計算も砂州の発生・発達・移動などを精度良く再現可能です.実河川での適用例も多く,樹木や植生の影響評価,洪水氾濫計算,河川合流点の影響検討,河岸浸食災害の検証などに適用されています。

Morpho2Dは,京都大学の竹林洋史 准教授により開発された平面二次元ソルバーであり,RIC-Naysにおける混合砂モデルとして搭載され,iRICバージョン1から添付されているソルバーです。混合砂河床の河床変動解析に多くの実績があり,河床表面の粒度分布の変化と河床地形の変化,砂州の移動・発達などを精度よく解析することが可能です。実河川での適用例も多く,樹木や植生の影響評価,堰や岩などの河床非浸食領域と移動床が共存する場の解析などに適用されています。

ダウンロード資料について:
ログイン後,ダウンロードボタンが表示されます。
事例集については,Nays2DHの旧バージョンであるNays2Dのものも利用できます(Nays2Dには多数の事例が掲載されています)。


ソルバーマニュアル

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平面2次元河川流れ・河床変動解析プログラム:Nays2DHの説明書です。

事例集

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Nays2DHを利用した計算事例集です。

サンプルデータ

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Nays2DH事例集で紹介している計算事例のサンプルデータです。

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