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iRIC講習会@UPMマレーシアに参加しました

2024年4月16日~20日の日程でマレーシアプトラ大学(UPM)でiRICの講習会を開催しましたので報告致します.UPMはマレーシアでトップクラスの公立大学で,今回はUPM工学部環境土木工学科のBadronnisa Yusuf教授の招聘で基本的なiRIC使い方から,河川や氾濫域,土石流などの計算方法の講習を行って来ました. 受講生はUPMの教育・研究スタッフ, 大学院生など全部で30名ほどで比較的大規模な講習会となりました. こちらからは私の他に,バンコク滞在中のNelson博士,北見工大の渡邉先生に加え,京都大学の竹林先生も一部オンライン講師として参加しました. 今回iRICバージョン4に更新してから初めての海外講習会だったので,英語版の一部のテキストや事例集にまだいろいろ不備などあり,苦労しました.また,バージョン4がかなり多機能になっているので,メニュー選択やその説明などに時間を要してしまい時間配分を間違って最後は消化不良的な感じも否めませんでした.今後へ向けての反省材料です. ただ,受講生の皆さんの理解力も驚異的なレベルで,結果的にはこちらの伝えたかったことは十分伝わったと思います. 講習会の様子はこちらに掲載しております.
https://i-ric.org/yasu/photos/20240417Malaysia/index.html

講習会の日程終了後に世界遺産でも有名なマラッカを案内して行ってきました. マラッカは古くからの海運・貿易の要所で,ポルトガル・オランダ・イギリスなどの影響も受け歴史的遺跡も多い町でしたが,戦後河川の汚染や建物群の老朽化が進んでおりましたが,2000年ころから街並みや河川の再生を行い,現在は多くの観光客も訪れる東南アジア有数の観光地になっているようです.UPMの先生がマラッカの街並みや河川の再生事業にも貢献しているようで,取り組み内容の説明や現地案内も頂きました. マラッカのフィールドトリップの様子はこちらをご覧ください.
https://i-ric.org/yasu/photos/20240419Malacca/index.html

 

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