すみません、お邪魔します。
IRICのRRIソルバーを使用しているときにいくつかの問題に遭遇しました。
私が使用した状況は添付しているZIP圧縮ファイルの中にあり、その中の図1.は、私がIRIC-UCからデータセットをダウンロードしてインプットデータとしてIRICに入れた後のAcc、Dem、Dirの図で、Accを見ると川が連続していないことがわかります。DemとDirもうまく表現されていません。
そして、私はデータを元のRRIのビューアとQGIS(図2.と2.1)に入れてみましたが、ダウンロードしたデータセットには問題がないはずです。
IRICのバージョンが問題ではないかと思い、RRI on IRICのマニュアル
(https://i-ric.org/uc/uc_products/rri_examples/manuals/01_introduction.html)のExample2から球磨川のプロジェクトファイルをダウンロードしてIRICで開き、マニュアルに掲載されている図と比較しました。結果は図3.と4.に示すように、Accの図では明らかな違いが見られます。
そこで、私はIRICのバージョンが問題である可能性があると推測しました。私が使用しているのはiRIC_3.0.19.6351とiRIC_3.0.18.6257で、マニュアルとは異なりますが、マニュアル中のIRIC_3.0.19.6672のダウンロード方法を見つけることができませんでした。また、私のIRICの設定が正しくない可能性もあります。何か手がかりがあれば、教えてください。本当にありがとうございます。
追加情報:パソコンはWindows 11 Proです。
コメント
hua-weijian様
はじめに、RRI on IRICはiRICで公式にサポートしているソルバーではございません。
今回はiRICの機能に関する内容で他のユーザーにも関係する内容なので回答致しますが、RRIモデルの内容についてはフォーラムでは対応できないことご了承ください。
今回のご質問内容はiRICで読み込んだAccの図で明らかに河道部なのにAccの高い箇所が途切れているとのことですが、こちらはiRICの機能で描画時にセルの間引きを行っていることが原因で実際に読み込まれている問題はないはずです。(拡大していくと連続しているのがわかると思います。)
iRICでは格子の数が非常に多い際に、PCへの負荷を軽減するため描画するセルを間引く機能があり、デフォルトでONになっています。この設定を無効化することで流域全体を表示した場合でも細かいセルの値を確認いただけます。
設定ONの場合
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2024/07/2024-07-19_16h37_21.png
設定OFFの場合
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2024/07/2024-07-19_16h35_28.png
設定の変更方法は以下です。設定後iRICを起動しなおすと設定が反映していると思います。
・iRICのメニューバーから「オプション>設定」で設定画面を開く
・「格子描画時のセルの間引き」の「有効」のチェックを外す
・「OK」をクリックして設定を保存する
ご参考までに、hua-weijian様はiRIC-UCにご賛助頂いている会員様かと存じますが、UC会員ですとiRIC v4のDeveloper版をご利用いただけます。
Developer版ですとRRI on iRICのv4版もインストールできたと記憶しております。もしよろしければご一考ください。
どうぞよろしくお願い致します。
KeitaHoshino 様
IRICの解答につきまして、ありがとうございました。
おっしゃる通り、集水域(Acc)の図を拡大すると、確かに河道は連続していることがわかりました。
設定とDeveloper版のIRICに関する解答もありがとうございました。