大学院生です。この度、土石流の研究にMorpho2DHを使おうと考えています。
マニュアルに沿ってサンプル計算をした後、同様の手順で実際の被災地を計算しています。
被災した地域の土砂量が、渓流基礎調査で得られた事前予想の倍以上(例えば3,000m^3と6,000m^3)となっており、予想と実際の差異をシミュレーションで確認したいのですが、土砂量の設定をどこでするのかがわかりません。
サンプル計算条件「境界条件」では何も設定していないのですが、土砂量はそちらで設定するのでしょうか?
どの部分での設定となるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
コメント
土石流は、渓流を流れながら河床を浸食し、浸食された土砂及び水を自身に取り込みながら発達していきます.そのため、流出土砂量は、解析した結果として出てくるものであり、境界条件で設定するものではありません.一つの方法としては、最大浸食深さが薄い時は、最大浸食深さを変化させることによって流出土砂量を変化させることができますので試してみてください.
ご回答ありがとうございます。
最大浸食深さを「0.1」「0.3」「0.5」に変化させてみたところ、「少量」「中量」「多量」の感覚で確認できました。