下記の条件で、Morpho2DHを使用して、過去に発生した土石流の氾濫範囲を検証しています。
Morpho2DHでシミュレーションすると、実際の土石流はよりも、かなり遠方(下流方向)まで土石流が流れてしまいます。(土石流の流下幅も、実際よりも両岸の斜面方向へ広がりすぎています)
また、ElevationChange(侵食深・堆積深)も、実際の土石流よりも大き目に出る傾向があります。
この場合、どのような条件・因子を修正するとよいものか、ご助言頂けると幸いです。
<計算条件等>
・格子幅:5m(633×193)
・終了時間:500s
・タイムステップ:0.005s
・最小流動深:0.1m
・内部摩擦角:35度
・最大侵食深さ:1.5m
・平均粒径:0.2m
(地質は、中生代の砂岩・礫岩)
コメント
渓流に幅はどれぐらいでしょうか?日本の多くの土石流渓流の場合、5mメッシュでは渓流の横断形状を十分に表現できず、実際よりも浅い渓流となり土石流が横に広がることがおおいです.もう少し小さいメッシュを使うと良いかもしれませんね.
「渓流に幅」→「渓流の幅」
ご返信ありがとうございます。
1mメッシュにして実行してみました。5mメッシュより細かく表現されるようになりましたが、斜面方向(横断方向)への広がりは、まだ、広くなってしまいます。
また、土石流の到達距離(最下流まで)も、実態よりも遠くまでながれてしまいます。
入力値をかえて、もう少し試してみたいと思います。