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フォーラム

土石流の計画・設計で想定した土砂量と合わせる方法について

  • 2024年12月02日
  • takashi.inamura

Morpho2DH初心者です。
砂防の設計計画で想定した規模の土砂量でMorpho2DHの解析を行いたいと考えています。

①Morpho2DHを用いた解析においては、基本的に最大侵食深さ及び斜面崩壊高さを設定し、土石流の規模が決定される認識しています。
②一方、通常の砂防計画や設計においては、土砂量を算定しようとする地点(計画基準点等)上流において、土石流が流下すると想定される区間の断面土砂量を現地調査し、延長を乗じることで、『1波の土石流により流下すると想定される土砂量』を算出します。

質問1:土石流の計画・設計で想定した土砂量と合わせる方法について
 Morpho2DHで最大侵食深さ及び斜面崩壊高さ繰り返し変更し、想定した地点(計画基準点)下流に堆積した土砂量を算定する。その堆積土砂量が、②砂防計画・設計で想定した『1波の土石流により流下すると想定される土砂量』に合致すれば、基本的に設計で想定した土石流を再現したことになると考えていますが、いかがでしょうか。

質問2:静止堆積濃度
 砂防計画・設計で用いる移動前の渓流に堆積している渓床堆積土砂の容積濃度C*は0.6とすることが一般的です(流下中の容積濃度は0.3≦Cd≦0.54)。一方、Morpho2DHでは、静止堆積濃度として0.54~0.80程度となっていると思います。仮に0.6とした場合、氾濫後堆積した土砂の容積濃度も0.6となり、流出前と流出後の容積濃度は同じと認識してよいのでしょうか。(そうであれば、質問1で示したように堆積土砂量を計測すれば、想定した土石流により流下すると想定される土砂量と適合できると考えています) 。

お手数ですが、参考となるご意見を頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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