iRIC_Morpho2DHの最小流動深の設定方法に関する質問です。 最小流動深は河床材料粒径程度として設定するという認識で正しいでしょうか?
また、実現象の再現計算における最小流動深の条件設定等が記載された参考文献等がありましたら、ご教授頂きたく、宜しくお願い致します。
実現象において、河床材料の粒径程度の水深は表面流としての把握が困難なため、最小流動深として設定する一つの目安となる値です.ただし,連続体モデルであるため、理論的には最小流動深はゼロに限りなく近い値を設定できれば誤差が最も小さい解析となりますが、非常に小さいながらも数値解析上の誤差が存在しますので、実質的にあまり小さい最小流動深は使用できません.つまり、河床材料の粒径程度を一つの目安とし、可能な範囲で小さい値を試してみるのが良いかと思います.実現象の再現計算における最小流動深の条件設定等が記載された参考文献については思いつくものがありません.
回答して頂き、ありがとうございます。 最小流動深について、条件を再検討してみます。
続けての質問で恐縮なのですが、計算の時間刻みを小さくしていくと、全体の計算が停止(土石流が停止)してしまいます。 この場合についても、最小流動深の設定が関係しているのでしょうか?
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実現象において、河床材料の粒径程度の水深は表面流としての把握が困難なため、最小流動深として設定する一つの目安となる値です.ただし,連続体モデルであるため、理論的には最小流動深はゼロに限りなく近い値を設定できれば誤差が最も小さい解析となりますが、非常に小さいながらも数値解析上の誤差が存在しますので、実質的にあまり小さい最小流動深は使用できません.つまり、河床材料の粒径程度を一つの目安とし、可能な範囲で小さい値を試してみるのが良いかと思います.実現象の再現計算における最小流動深の条件設定等が記載された参考文献については思いつくものがありません.
回答して頂き、ありがとうございます。
最小流動深について、条件を再検討してみます。
続けての質問で恐縮なのですが、計算の時間刻みを小さくしていくと、全体の計算が停止(土石流が停止)してしまいます。
この場合についても、最小流動深の設定が関係しているのでしょうか?