Nays CubeまたはNays3Dvを用いて、河道と市街地の建物を含んだ氾濫原の限定した領域で3次元氾濫計算をしたいのですが、そのような計算事例はありますか。もしないようでしたら、河道と氾濫原を一体に計算可能なソルバーはiRICにありますでしょうか。
d-nakata様
iRICには河道と市街地などの氾濫原を一体に計算可能なソルバーとしてNays2DFloodがあります. しかし,Nays2DFloodは平面二次元解析なので,三次元ではないです.
ご回答ありがとうございます。つまりNays CubeまたはNays3Dvではできないということでしょうか。 ChatGPTに質問すると以下のようにNays3Dvは河道と氾濫原一体の3次元計算が可能と回答がありましたがいかがでしょうか。 フォーラムの正式なご回答をいただけますと幸いです。
(以下参考) 質問「3次元の氾濫シミュレーションを実行したいのですが、iRICのnays3dvで河道と氾濫原を一体に計算した3次元の計算ができますか」
ChatGPT: はい、iRICの Nays3DV では、河道と氾濫原を一体的に取り扱った3次元の氾濫シミュレーションを実行することが可能です。ただし、以下の点に注意が必要です:
✅ Nays3DVの特徴 Nays3DVはiRICの中でも、3次元非定常の流れを扱う数値流体モデルで、特に河道内の詳細な流れ構造の再現に優れています。 湛水域(氾濫原)を含めた計算も可能で、地形データを正確に設定すれば、河道の越水や氾濫の再現も可能です。
NaysCUBEは三次元流れと河床変動を計算したい際に用いるソルバー Nays3dvは三次元的な密度流の計算をしたい際に用いるソルバー
このように区別されております.そのため,三次元で汎用性の高い解析を行いたい場合には,NasyCUBEを用いたほうが良いと思います.
堤内地と堤外地で適切に粗度係数などのパラメータを区別して設定することや, 現在どのような地形データを使われているのか分かりませんが,国土交通省の河川縦横断測量データを用いているのであれば, 堤内地に関しては河川縦横断測量データではなく,国土地理院のDEMデータ等を用いることで,堤内地における地形も正確に反映することができ, うまく解析を行うことができるのではないかと思います.
ただし,3次元の解析は負荷が大きいため,特別な理由がない限りは河道と氾濫原の一体解析は二次元で行った方が良いのではないかと思います.
ご回答ありがとうございます。ご助言を参考にNays CUBEを使用して試行したいと思います。地形データは国土地理院のDEMデータを使用していますが、ご指摘いただいたように3次元の計算負荷が大きいと思いますので目的に応じた条件で使用します。
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d-nakata様
iRICには河道と市街地などの氾濫原を一体に計算可能なソルバーとしてNays2DFloodがあります.
しかし,Nays2DFloodは平面二次元解析なので,三次元ではないです.
ご回答ありがとうございます。つまりNays CubeまたはNays3Dvではできないということでしょうか。
ChatGPTに質問すると以下のようにNays3Dvは河道と氾濫原一体の3次元計算が可能と回答がありましたがいかがでしょうか。
フォーラムの正式なご回答をいただけますと幸いです。
(以下参考)
質問「3次元の氾濫シミュレーションを実行したいのですが、iRICのnays3dvで河道と氾濫原を一体に計算した3次元の計算ができますか」
ChatGPT:
はい、iRICの Nays3DV では、河道と氾濫原を一体的に取り扱った3次元の氾濫シミュレーションを実行することが可能です。ただし、以下の点に注意が必要です:
✅ Nays3DVの特徴
Nays3DVはiRICの中でも、3次元非定常の流れを扱う数値流体モデルで、特に河道内の詳細な流れ構造の再現に優れています。
湛水域(氾濫原)を含めた計算も可能で、地形データを正確に設定すれば、河道の越水や氾濫の再現も可能です。
d-nakata様
NaysCUBEは三次元流れと河床変動を計算したい際に用いるソルバー
Nays3dvは三次元的な密度流の計算をしたい際に用いるソルバー
このように区別されております.そのため,三次元で汎用性の高い解析を行いたい場合には,NasyCUBEを用いたほうが良いと思います.
堤内地と堤外地で適切に粗度係数などのパラメータを区別して設定することや,
現在どのような地形データを使われているのか分かりませんが,国土交通省の河川縦横断測量データを用いているのであれば,
堤内地に関しては河川縦横断測量データではなく,国土地理院のDEMデータ等を用いることで,堤内地における地形も正確に反映することができ,
うまく解析を行うことができるのではないかと思います.
ただし,3次元の解析は負荷が大きいため,特別な理由がない限りは河道と氾濫原の一体解析は二次元で行った方が良いのではないかと思います.
ご回答ありがとうございます。ご助言を参考にNays CUBEを使用して試行したいと思います。地形データは国土地理院のDEMデータを使用していますが、ご指摘いただいたように3次元の計算負荷が大きいと思いますので目的に応じた条件で使用します。