河道に沿った格子作成の方法として、
・折れ線と格子幅から生成
・河川測量データから生成
があると思いますが、蛇行の激しい河川では、「折れ線と格子幅から生成」だと、どうしても、堤内側を含んだ地形データができてしまいます(屈曲箇所を考慮し、幅を広くとるため)。
一方で、河川測量データから生成すると、河道内のみの格子を生成できるものの、測線間は内挿で地形データが作成されてしまうため、5mメッシュの細かな地形データが生かせません。
そこで、質問なのですが、格子作成のみを河川測量データを用い(地形データば使わない)、地形データには5mメッシュのデータを使うことは出来るのでしょうか?
(地形情報のないrivファイルを作成し、空の格子を作って、その格子の上に5mメッシュデータをマッピングするイメージ)
その他に、河道に沿って、なおかつ、河道内のみの格子データを作成する手法があれば教えてください
コメント
iRIC をご利用いただき、ありがとうございます。
上記の件、以下の手法で対応できるかと思います。
1. 河川測量データをインポートし、「河川測量データから生成」の方法で格子を生成します。
2. DEM データを *.tpo ファイルなどからインポートします。Elevation フォルダの中で、「地勢データ1」が「河川測量データ1」より上にあるようにするのがポイントです。
3. 以下のメニューにより、DEM データから Elevation の値を格子にマッピングします。
格子 -> 属性のマッピング -> 実行
これで、地勢データが、格子の Elevation に反映されます。
「Elevation」などのフォルダの下では、上にあるものほど優先的に格子にマッピングされますので、このようなことができます。
まずは一度お試しいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。