Nays2DHの計算結果の出力データ(CSV形式)について教えていただきたいことがあります。
出力データを見ると、WaterSurfaceElevation、CrossSectionalAveWaterLevelという項目があります。
こちら、前者は各格子における水位、後者は同じI座標に位置する各格子(J座標)の水位の平均値かと思いました。しかし、同じI座標に位置する各格子(J座標)のWaterSurfaceElevationの平均をとっても。CrossSectionalAveWaterLevelと同じにはなりませんでした。
同様に、同じI座標に位置するElevetionの平均をとっても、CrossSectionalAveBedElevと等しくなりません。
CrossSectionalAveが頭につく項目と、そうでない項目の違いを教えていただきたくお願いします。
コメント
こんにちは。
CrossSectionalAveが頭につく項目は、
「障害物設定されていない」かつ「最小水深の2倍以上の水深がある」格子点での平均値になっています。
最小水深は初期流量による等流水深の1/100で設定されます。
回答いただきまして、ありがとうございました。
ある時刻、ある横断面における流量を知りたく、このような質問をした次第です。
再度の質問になりますが、流量を直接出力させる機能は、Nays2DHにはありますでしょうか?
こんにちは。
Nays2DHではできないので、csv出力し自ら計算する必要があります。
https://i-ric.org/en/forum/how-to-see-discharge-at-some-point/
返答が遅れましてすみませんでした。
計算する必要がある旨、わかりました。教えていただきまして、ありがとうございました。
「CrossSectionalAveが頭につく項目は、
「障害物設定されていない」かつ「最小水深の2倍以上の水深がある」格子点での平均値になっています。」ということは、同じi測線の格子点は全て同じ値になるような気がしますが、実際には、同じi測線であっても格子点jによって値が異なります。もう少し、詳しく教えてください。
障害物を入れた水路で計算した結果のCrossSectionalAveが頭につく項目をコンターと、断面ウィンドウで表示していますが、おっしゃる通りi測線は同じ値になっているかと思います。
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2025/01/snapshot.png
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2025/01/oudan.mp4
jによって値が異なっているということですが、どのような状況か見せていただく事は可能でしょうか?
Nays2DHはオープンソースですのでソースコードをご覧いただく事も可能です。
https://github.com/iRICsolvers/v4_Nays2DH/blob/main/src/Nays2DH.f90
大変失礼しました。
しっかりと確認したところ、Jが同じ流線では同じ値になっていました。
ご面倒をおかけして申し訳ありませんでした。