いつも活用させていただいています。
csvの仕様が変わっているようなので、教えてください。
iRICの格子をcsvでエクスポートした際、
4行目以降はこれまでは「I,J,K,X,Y,Z」でしたが、
3月の更新(?)で以下のようになっています。
旧:I,J,K,X,Y,Z
新:I,J,K,X,Y,Z,N_Elevation,C_an,C_IKSHD,C_mixbedmaterial,C_iSHOKUSEISHOGEN,C_structuredat,C_vanedat
おそらくこれまで設定できなかった「セルフラグ」だと思われますが……
旧バージョンで作成した地盤高が読み込めなくなっていますので、
それぞれがどういう項目なのか教えてください。
コメント
ご質問、ありがとうございます。
ご指摘のとおり、3月の更新で、iRIC の格子の CSV インポート・エクスポートの機能がバージョンアップされ、iRIC で生成した格子のすべての属性がインポート・エクスポートされるようになりました。
以前は地盤高は Z列に出力されていましたが、新しいバージョンでは N_Elevation列に出力されています。
Z以降の列 (N_Elevation, C_an, …) は、お使いのソルバーによって異なります。
“N_” で始まる列は格子点の属性、”C_” で始まる列はセルの属性です。”Elevation”, “an”, “IKSHD” などは、ソルバごとに定義している各属性の識別子です。
例えば、言語を英語に設定している時、Nays2DH では格子の属性名は「Elevation (m)」、「Elevation of fixed bed (m)」などと表示されますが、エクスポートされた CSV ではこれらは “N_Elevation”, “N_Elevation_zb” にエクスポートされます。属性名と識別子の関係は、ソルバ定義ファイルを見れば分かります。Nays2DH のソルバ定義ファイルは C:\Users\(ユーザ名)\iRIC\solvers\nays2dh\definition.xml にありますが、その中に以下の記述があります。
上記で、name と caption がそれぞれ、識別子と名前です。
なお、言語を日本語にしている場合、属性名は「Elevation (m)」が「地形高 (m)」、「Elevation of fixed bed (m)」が「固定床高さ (m)」と表示されます。この翻訳は、ソルバ定義ファイルと同じフォルダにある translation_ja_JP.ts を参照することで行われています。
属性名と CSV の列の対応関係を確認したい場合は、一度言語を英語に切り替えていただく方が楽だと思います。
ご参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
すみません、先程のコメントで、「以下の記述があります」の下に、ソルバ定義ファイルの一部を引用したのですが、 XML のタグが削除されてしまったようです。失礼しました。引用した部分を以下に全角で引用し直します。ご参照下さい。
<Item name=”Elevation” caption=”Elevation (m)”>
<Definition position=”node” valueType=”real” default=”max” />
</Item>
<Item name=”Elevation_zb” caption=”Elevation of fixed bed (m)”>
<Definition position=”node” valueType=”real” default=”max” />
</Item>
どうぞ宜しくお願いします。
回答ありがとうございます。
早速、定義ファイルを確認してみます。