お世話になっております。
Nays2DHで流れを解析した後に、EvaTRiP Proで移動限界粒径を時々刻々と表示させるアニメーションを作成する際、一緒に横軸に時間、縦軸に流量を示す流量グラフを表示させることができると便利と思うのですが、そのような機能はありますでしょうか？ 教えていただきたくお願いいたします。
hiroliy様
流量グラフを表示する機能はiRICにはありますが、EvaTRiP Proは計算結果を読み込む際に流量を読み込んでいないので現状表示することはできないと思います。 ただし、「EvaTRiP Pro は、Python で開発された iRIC 用ソルバであり、利用者が自由に改変して利用できるライセンスでソースコードを公開しています。」とありますので、流量を読み込んで出力する機能を追加すれば可能だと思います。
試しにcommon.py、evatrip_pro.py、definition.xmlに数行追記して流量を入出力できるようにしてみましたので、これを参考にお好みに改変されるのが良いかと思います。 https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2024/08/ArrcPWRI_EvaTRiP_Pro_edit_by_hoshino.zip （このプログラムは、土木研究所自然共生研究センターの開発したプログラムを改変したものです。）
zipを解凍して\iRIC_v4\solversか\iRIC_v4\private\solversにフォルダごと入れれば使えます。 注意点として ・流量を出力していないソルバーを読み込む時はおそらくエラーが出ます。 ・Nays2DFloodのように複数の境界条件がある場合にはどれかひとつしか読み込めません。 ・動作は保証しませんし、サポートもしません。
または、Nays2DHの境界条件の流量をcsvでエクスポートしてEvaTRiP Proのほうでグラフウィンドウに外部データとしてそのcsvを読ませれば表示できそうです。 ただ、外部データだけでグラフウィンドウを作成できないので、適当な値もグラフウィンドウにプロットして背景色とラインの色を同じにしておけば目立ちません。
どうぞよろしくお願い致します。
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hiroliy様
流量グラフを表示する機能はiRICにはありますが、EvaTRiP Proは計算結果を読み込む際に流量を読み込んでいないので現状表示することはできないと思います。
ただし、「EvaTRiP Pro は、Python で開発された iRIC 用ソルバであり、利用者が自由に改変して利用できるライセンスでソースコードを公開しています。」とありますので、流量を読み込んで出力する機能を追加すれば可能だと思います。
試しにcommon.py、evatrip_pro.py、definition.xmlに数行追記して流量を入出力できるようにしてみましたので、これを参考にお好みに改変されるのが良いかと思います。
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2024/08/ArrcPWRI_EvaTRiP_Pro_edit_by_hoshino.zip
（このプログラムは、土木研究所自然共生研究センターの開発したプログラムを改変したものです。）
zipを解凍して\iRIC_v4\solversか\iRIC_v4\private\solversにフォルダごと入れれば使えます。
注意点として
・流量を出力していないソルバーを読み込む時はおそらくエラーが出ます。
・Nays2DFloodのように複数の境界条件がある場合にはどれかひとつしか読み込めません。
・動作は保証しませんし、サポートもしません。
または、Nays2DHの境界条件の流量をcsvでエクスポートしてEvaTRiP Proのほうでグラフウィンドウに外部データとしてそのcsvを読ませれば表示できそうです。
ただ、外部データだけでグラフウィンドウを作成できないので、適当な値もグラフウィンドウにプロットして背景色とラインの色を同じにしておけば目立ちません。
どうぞよろしくお願い致します。