しきい値1を1.8、しきい値2を4.0で護岸要否の評価を行っています。
添付画像について、上部が「MAX_pro_NoProtection」で、下部が「MAX_pro_ProtectLevel1」となっているのですが、この二つの結果の解釈が分からないのです。
前者で”1″として出力されている箇所(=赤色)と、後者で”1″として出力されている箇所(=赤色)が被っているように思うのですが、この場合、”1″の箇所は護岸要否の評価における、「護岸不要」、「護岸必要レベル1」のどちらにあたるのでしょうか。
また、後者の”0″として出力されている箇所(=青色)は、4.0m/s以上でないならば、1.8m/sより小さい箇所として解釈してよいのでしょうか(=護岸不要)。
ご教授いただければ幸いです。
コメント
iRIC/ EvaTRiPをご利用いただき,誠にありがとうございます.
「MAX_pro_NoProtection」は流速がしきい値1以下で「1」,それ以外で「0」を出力します.
「MAX_pro_ProtectLevel1」は流速がしきい値1としきい値2の間をとるとき「1」,それ以外で「0」を出力します.結果として,両者の出力「1」が被ることはないはずです.
ご指摘の内容はプログラム的なエラーも考えられますので一度確認します.
別手段となりますが,当センターでは「EvaTRiP Pro」をiRICのソルバーとして公開しております.
EvaTRiP Proの「変数の閾値分析」という機能をご利用いただくと,「護岸要否の評価」と同様の分析が行えます.詳細はマニュアルや解説動画をご覧ください.解説動画では具体例として「護岸要否の評価」を取り上げています.
マニュアル
https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2021/04/manual-2.pdf
解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=2xCdC9DmVLA
EvaTRiP Proは,EvaTRiPの機能をベースに汎用性を高めたツールとなっており,より便利にご利用いただけるよう開発を進めております.
今後の分析ツールとして,EvaTRiP Proのほうもご検討いただければ幸いです.
お手数をおかけしますが,どうぞよろしくお願い致します.
土木研究所 自然共生研究センター
私も質問者様と同じ事象が生じました。
「pro_NoProtection」がずっと1のままの結果となっており、計算されていないようです。
EvaTRiP Proの方も試してみようと思います。