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フォーラム

下流端水位の境界条件について

  • 2021年11月18日
  • hiroliy

下流端水位の境界条件の与え方は、「固定値」「等流計算」「時系列データを与える」「自由流出」から選択できるようになっています。このうち、等流計算を選択した場合、上流側で与えた各時間ごとの流量と、下流端の断面形状の標高データを用いて、等流計算を行い、河床高と等流水深の和として与えるという理解でよろしいでしょうか。

また、自由流出についてですが、マニュアルには、「下流端境界に上流側で隣接するセルで計算された水深を下流端境界の水深とする条件です」と書かれています。最下流の水位が決まらないと上流で隣接するセルの水深も決まらないのではなかろうかと思ったのですが、そうではないのでしょうか?

なお、等流計算の場合と自由流出の使い分けについても教えていただければと存じます。

コメント

  1. champon より:

    等流計算についてはそのような理解でよろしいです.
    自由流出については,最下流端の水位を前断面からコピーし,それを境界条件として計算するような流れになります.

    使い分けですが,等流水深は,上流端の流量に対応するので,もし河川延長が長い場合,上流の流量が伝わる前に,下流端の水位が先に変化するようなことになります.このような場合などは,自由流出も選択肢になるかと思います.

  2. hiroliy より:

    返信が遅くなりまして、失礼いたしました。
    ご教授いただきましてありがとうございます。

  3. shimencun より:

    私は信濃川の小千谷に流量を与えて、下流端の渡邊観測所に自由流出と等流水深を与えて、結局全く同じ水位になっています。両者の違いは見られませんでした。

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