お世話になっております.
現在,Nays2DFloodを使用して浚渫前後の氾濫範囲及び水位比較をさせていただいております.
Depth(水深)及びWater Surface Elevation(水位)で,グラフウィンドウにおいて,Depth(水深)は水位局の水位の実測値に近い値が出たのですが,Water Surface Elevation(水位)では,4.8m高く出たのですがWater Surface Elevation(水位)の基準面はiRICで任意に設定することはできるのでしょうか.
また,浚渫前後の比較で横断面の表示から標高を下げ,解析を行ったのですが,Depth(水深)では,浚渫後において水位が上がってしまい,Water Surface Elevation(水位)では,水位が下がったのですが,原因がわかりません.
ご教授いただけると助かります.
コメント
s20B2092BW様
Depth(水深)は河床から水面までの高さ、Water Surface Elevation(水位)は水面の標高であり別物です。
Water Surface Elevation(水位)-Elevation(地盤高)=Depth(水深)となります。
よってElevation(地盤高)が格子全体で0mでもないかぎり一致することはないので、水深と水位を比較することはまず無いと思います。
河床を切り下げて水深が大きくなるのはもっともらしい結果ではないでしょうか。
返信ありがとうございます.
水深と水位は別物であること理解いたしました.
追加の質問があるのですが水位の標高の基準面は,東京湾中等潮位(T.P)でしょうか.
度々申し訳ございません.よろしくお願いいたします.
s20B2092BW様
水位は与えられた地形(格子)と計算条件によって出てくる計算結果なので、地形データ依存だと思います。
一般的な数値標高モデル(DEM5A)等を使用しているのであれば0mは東京湾中等潮位(T.P)になると思います。