RRIのように、2次元の降雨分布データをテキストデータ等で入力することはできないのでしょうか? 計算条件_降水量(mm/h)の時系列ファイル から追加できるのは1つの降雨波形だけと理解しておりますが、ティーセン分割した降雨データやレーダ雨量のようなメッシュの降雨データを時系列で与えられる場合、その方法・フォーマットを教えて頂けると助かります。
g-ozawa様
はい、Nays2DFloodでも時系列降雨分布データを入力して計算を行うことは可能です。 現状Nays2DFloodのマニュアルには記載されていませんが、「地理情報」の「Xrain」に時系列のラスタデータとしてインポートというかたちで入力し、セル属性の「Xrain」にマッピング、計算条件の「降水」で「with(Xrain)」を選択して計算という流れになります。
iRICでインポート可能な時系列ラスターデータのフォーマットはGeoTIFF ファイル (*.tif)、Arc/Info ASCII ファイル (*.asc)、NetCDFファイル (*.nc)、XバンドMPレーダーデータ (*.*)です。
iRIC User’s manual > 共通機能 ファイル(F) > インポート(I) > 地理情報 (E) https://iric-gui-user-manual.readthedocs.io/ja/v4_jp/03/03_09_01_geographic_data.html# iRIC User’s manual > 関連ファイル > XバンドMPレーダ (XRAIN) 雨量データ https://iric-gui-user-manual-jp.readthedocs.io/ja/latest/06/04_xrain.html#xmp-xrain
iRIC-UC会員の方であれば、UC toolから取得した雨量データをそのままインポートすることも可能です。
ただし、過去のフォーラムで少し気になる投稿を見たことがあります。 以下の投稿のk.tanaka.pbさんの内容です。かなり昔なのでその後修正があったのかどうか私ではちょっとわかりませんので、是非試してみてください。
X-Rain 降雨強度データを取り入れた計算について
Xrainデータの利用について
Nays2DFloodはオープンソースですので、ソースコードを見て頂いてもわかるかもしれませんし、修正してご利用いただくことも可能です。 https://github.com/iRICsolvers/v4_Nays2dFlood
ご丁寧に情報提供頂きありがとうございました。 計算条件の「降水」の「with(Xrain)」というのはXrainのバイナリーファイルのことではなくて、「地理情報」の「Xrain」のデータを参照する機能だったのですね。 ようやく理解できました。
k.tanaka.pbさんの内容は私も拝見しており、「with(Xrain)」はバグがあると思い避けておりました。 ご助言踏まえて、対応方針を考えてみます。 ありがとうございました。
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g-ozawa様
はい、Nays2DFloodでも時系列降雨分布データを入力して計算を行うことは可能です。
現状Nays2DFloodのマニュアルには記載されていませんが、「地理情報」の「Xrain」に時系列のラスタデータとしてインポートというかたちで入力し、セル属性の「Xrain」にマッピング、計算条件の「降水」で「with(Xrain)」を選択して計算という流れになります。
iRICでインポート可能な時系列ラスターデータのフォーマットはGeoTIFF ファイル (*.tif)、Arc/Info ASCII ファイル (*.asc)、NetCDFファイル (*.nc)、XバンドMPレーダーデータ (*.*)です。
iRIC User’s manual > 共通機能 ファイル(F) > インポート(I) > 地理情報 (E)
https://iric-gui-user-manual.readthedocs.io/ja/v4_jp/03/03_09_01_geographic_data.html#
iRIC User’s manual > 関連ファイル > XバンドMPレーダ (XRAIN) 雨量データ
https://iric-gui-user-manual-jp.readthedocs.io/ja/latest/06/04_xrain.html#xmp-xrain
iRIC-UC会員の方であれば、UC toolから取得した雨量データをそのままインポートすることも可能です。
ただし、過去のフォーラムで少し気になる投稿を見たことがあります。
以下の投稿のk.tanaka.pbさんの内容です。かなり昔なのでその後修正があったのかどうか私ではちょっとわかりませんので、是非試してみてください。
X-Rain 降雨強度データを取り入れた計算について
Xrainデータの利用について
Nays2DFloodはオープンソースですので、ソースコードを見て頂いてもわかるかもしれませんし、修正してご利用いただくことも可能です。
https://github.com/iRICsolvers/v4_Nays2dFlood
ご丁寧に情報提供頂きありがとうございました。
計算条件の「降水」の「with(Xrain)」というのはXrainのバイナリーファイルのことではなくて、「地理情報」の「Xrain」のデータを参照する機能だったのですね。
ようやく理解できました。
k.tanaka.pbさんの内容は私も拝見しており、「with(Xrain)」はバグがあると思い避けておりました。
ご助言踏まえて、対応方針を考えてみます。
ありがとうございました。