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Nays2Dfloodの処理速度について

  • 2023年06月08日
  • KK

現在実河川における氾濫解析をしているものです.
125×100m規模の範囲を5mメッシュで解析した場合19時間ほどかかるのですが,処理速度を上げる方法がありましたらご教授いただきたいです.
以下使用しているデバイスの仕様です.
プロセッサ:intel(R)core(TM)i7-8700CPU@3.20GHz
実装RAM:16.0GB

CPUもメモリも上限までは使われておりません.

よろしくお願いいたします.

コメント

  1. KeitaHoshino より:

    KK様

    計算期間にもよりますが、格子点の数が25×20で500格子しかないプロジェクトで19時間は確かに時間がかかっていますね。
    iRICの推奨スペックは以下のようになっておりますのでスペックとしては十分であると思われます。

    通信:高速インターネット環境
    CPU:intel i5以上のスペック
    メモリ:4GB以上
    HDD:5GB以上の空き容量

    https://qiita.com/Kazutake/items/2c58ae50befbeca1c0cfより

    計算プログラムの処理速度自体を早くする方法は私はわかりませんが、計算時間を短縮する方法は以下のように思い当たります。

    計算期間と計算タイムステップはどのように設定されておりますでしょうか?
    Nays2DFloodに限らず計算タイムステップを大きくすることで、計算数が減るため計算は早くなるかと思います。

    計算タイムステップを大きくしすぎるとCFL条件より計算が失敗することがありますが、
    最初に大きなタイムステップで計算をしてみて徐々に小さくして、十分な精度を得られるタイムステップをみつけるのが効率がよいと思います。

    CFL条件につきましてはマニュアルページからご覧になれます以下の資料をご確認下さい。
    iRICを操作する上での注意点について(https://i-ric.org/webadmin/wp-content/uploads/2018/11/d8bf5c9f38b5c9cb61faf902b4a9e217.pdf

    以下はご参考までに。
    iRIC ver3においてNays2DFloodの事例集(https://i-ric.org/download/nays2dflood-exsamples-v3/
    『第4章 実際の河川での降雨による洪水の例』の計算を以下の条件で行ったところ計算時間は4分かからない程度でした。
    計算条件
    格子数:120×100 12000格子
    セルサイズ:100×100m程度
    計算期間:39600秒(11時間)
    計算タイムステップ:1秒
    計算結果出力間隔:360秒
    出力開始時刻:0秒

    環境
    プロセッサ:11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-1185G7 @ 3.00GHz
    実装RAM:16.0 GB

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