以下の条件で解析を行った結果、水位結果が実測と大幅にずれてしまいました。(水位のグラフは添付させていただきました。)
<条件>
使用ソフト
RRI on iRIC
対象地域
埼玉県東松山市あずまおよび早俣地区を最下流とする集水域全体
目的
水位・水量キャリブレーション
地形データ(grand_asc)
水文補正標高(DEM):elv_takasaka.asc
上流集水ピクセル数:upg_takasaka.asc
流向:dir_takasaka.asc
保存先>>水位・水量キャリブレーション
引用→「J-FlwDir: Japan Flow Direction Map / 日本域表面流向マップ」https://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/~yamadai/JapanDir/
雨量data:解析雨量
解析期間
2024年10月12日1時~10月14日0時
パラメータ設定
デフォルト
タイムステップはともに3600
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この水位のずれの原因として、粗度を正しく設定していないことや土壌の鉛直流を考慮していないこと、河川幅と深さの係数を設定していないことなど様々なことが挙げられます。
現状その中で、河川の水位の初期条件が正しく設定されいないことで、流体計算に問題が起きていることが一番の原因と考え、ホットスタートを用いた初期条件の作成を検討しています。
しかしながら、どの変数が影響して河川の水位の立ち上がりの時間が変化しているのかわからないため、現状の方針が正しいのかも含め、参考にご意見をいただきたいです。
また、ホットスタートを行う際に、実測値と整合性のある河川の水位データ(平常時)を作成するためにはどのような手順を踏めばよいかも、可能な範囲で教えていただきたいです。現状、大幅にずれが生じています。
コメント
追加で申し訳ないのですが。
灰色の実践が12日からの解析、黄色が11日からの解析です。開始時間を変更しただけで、水位が大幅に変わる原因についても、可能な範囲でお聞きしたいです。
cesiumcraiannto様
以下の以前のご質問でも回答しておりますが、RRI on iRICはICHARM様が開発したRRIモデルをiRIC上で動くようにしているものです。
https://i-ric.org/forum/rri-on-iric-%e3%81%ae%e8%a8%88%e7%ae%97%e3%82%a8%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%ae%e3%81%94%e8%b3%aa%e5%95%8f%ef%bc%883%ef%bc%89/
RRIモデルをiRICで開発しているわけではありませんので、iRIC上での操作ではないRRIモデル自体の詳細についてはRRIのマニュアル、論文等の関連資料をぜひご覧ください。
ダウンロードサイトから入手可能です。
ICHARM:降雨流出氾濫モデル(RRIモデル)
https://www.pwri.go.jp/icharm/research/rri/index_j.html
承知しました。ありがとうございます。
見当違いかもしれませんが、解析雨量はUTC時刻のためオレンジ線を+9hずらせばと立ち上がり時刻は観測(青線)に整合するように見えました。
tmk.esker様
ありがとうございます。確認してみます。
tmk.esker様
時間をUTCのまま計算していました。ご指摘ありがとうございます。