CERI1Dとは
CERI1Dは河川の1次元不定流計算のためのソルバーです。本計算モデルは、北見工業大学の吉川泰弘(旧所属:寒地土木研究所)によって開発され、寒地土木研究所の井上卓也と(株)開発工営社の濱木道大によってiRIC用のソルバーへと改良されました。
CERI1D は、河川の流れ、河氷の変動、津波の河川遡上を計算することができます。主な入力値は、河川の横断測量データ、河床材料、上流の流量、下流の水位です。河氷の変動を計算する場合は、上記に加えて計算区間の平均気温、上流の水温、上流の河氷流量、下流の河氷面積が必要となります。
CERI1Dは積雪寒冷地における治水対策および防災対策を立案する際の基礎資料を提供します。