「EvaTRiP Pro」は、既存の EvaTRiP の機能を、より広い目的で活用いただけるよう機能を一般化した、河川流況計算結果の分析用ツールです。

UTT(Universal Tracer Tracker)はiRICに実装されている様々な流れの計算ソルバーの計算結果 を用いて，その上にユーザーが指定する様々な物質を乗せてその軌跡を追跡，可視化するツールである． 対象とする輸送物質は完全に流れに乗って移動する場合以外に，物質自体が巡行能力を持つような場合 (典型的な例としては魚)その能力・特性を指定することによって，その動きを表現することが 可能となっている

NaysDw2はUTTの物質輸送機能を応用して2次元流木の輸送・追跡を行うソルバである． 原理はほぼUTTと同じくLagrange的に流木の追跡を行うが，流木自身にかかる力のも考慮した， 個別要素法の特徴も併せ持っている．

「DHABSIM (Diversity based HABitat SIMulation)」は、中小河川で一般的な魚種に対する総合的な生息場の良否を、できるだけ簡単に評価できるようにすることを目的として開発されたツールです。

Nays1D+は一般断面不等流不定流河床変動一次元ソルバーです。

CERI1Dは河川の1次元不定流計算のためのソルバーです。

SAC can be used to compute peak flood discharges from measurements of high-water marks along a stream reach. The slope-area method used by the program is based on the U.S. Geological Survey (USGS) procedure presented in Techniques of Water Resources Investigations of the U.S. Geological Survey, book 3, chapter A2, "Measurement of Peak Discharge by the Slope-Area Method".

NaysCUBEは河川流と河床変動の三次元ソルバーです。

Nays3Dvは自由水面を持つ3次元流れ場とその中の密度変化を伴う流れ場計算するソルバである．3次元流れの運動方程式，連続式および物質濃度の移流拡散方程式は非定常，境界適合の条件で計算される． 2020年から2021年の世界的なコロナ禍の中，普段であれば世界中あちこち遊び回っている札幌のS氏が，緊急事態宣言などの影響でほぼ自宅軟禁状態にされた状態で開発されたモデルである． 密度流は，流体中の温度，物質濃度などの違いによって発生する浮力，重力流等の効果が反映出来るようになっている． 河川河口付近の塩水遡上，ダム湖内の温度・密度流循環などに使用可能である． また，密度流の特性を3次元的にヴィジュアルに表現出来るので，教育用ツールとしても良いかも知れない．

In river engineering problems, the flow cannot always be approximated by two-dimensional models.

SRM（Storage Routing Model）は，貯留関数モデルを用いた流出計算用ソルバーです．

iRIC-ELIMO は，”簡単に津波計算”をキーワードに，一定の基礎知識があれば誰でも津波の発生と伝達，長期に渡る発達を計算できるよう，iRIC の GUI 環境のサポートの下，シンプルかつ高いプレゼンテーション力を備えた津波計算パッケージとして開発されたものであり，2013年7月にリリースを開始している。